車中泊で、お風呂入れない状況のとき、どのような方法で身体を清潔に保てばいいのか不安ですよね。
今回の記事では、車中泊でお風呂入れないときの対処法や持っていれば安心できるグッズ、また立ち寄れる入浴施設についてご紹介いたします。
車中泊でお風呂に入れない時の対処法!
車中泊でお風呂に入れないときは、濡らしてから固く絞ったタオルで身体を拭くことをおすすめします。
これは、清拭(せいしき)と呼ばれる方法で、車中泊に限らず、入浴ができない状態にある入院中の人などがおこなっていますね。
清拭は、身体を清潔に保つために、入浴の代わりにできる最善の方法となります。
蒸しタオルが4枚ほどあれば、全身をさっぱりと吹き上げることができます。
車中泊で持っていれば安心お風呂グッズ
車中泊で、清拭をするために複数のタオルを持つことや、タオルを濡らすための熱いお湯を用意することは、大変かもしれません。
ですから、使い捨てのからだ拭きタオルがあれば、より楽に清拭をすることができますね。
使い捨ての身体拭きシート
使い捨てのからだ拭きタオルと言えば、汗を拭き取るデオドラントシートです。
車中泊ではなくても、Bioreのさらさらパウダーボディシートを夏場に利用している方は多いでしょう。
良い香りがしますし、身体がさらさらになります。
ただデオドラントシートは、首周りあたりを拭くことを想定された商品ですから、1枚のサイズが小さいです。
全身となると、かなりの枚数が必要になってきそうですね。
また、香りやサラサラパウダーが不要だという方には、介護用のからだ拭きシートもおすすめ商品です。
からだ拭きシートには、ウェットタイプのものがあり、こちらは電子レンジなどが使えれば、温めることも可能です。
デオドラントシートよりも比較的大判サイズとなっていますので、全身を拭くのには適していますね。
お湯が用意できる状況ならば、ドライタイプのからだ拭きシートも便利です。
魔法瓶などに入れたお湯を使うことを想定したら、むしろドライタイプの方が使いやすいかもしれませんね。
車中泊でもお風呂に入れる施設
車中泊のときにお風呂に入れる日帰り入浴が可能な施設についてご紹介します。
①スーパー銭湯・健康ランド
スーパー銭湯や健康ランドは、飲食店や岩盤浴、横になれる畳の部屋なども楽しめるので、車中泊が続いているようでしたら、ぜひ立ち寄ってリフレッシュしたいですね。
シャンプーリンスやタオル、石鹼も貸してもらえますので、手ぶらでも安心して利用できます。
ただ1000円~の施設利用料はかかってきますので、少し出費は大きくなります。
②銭湯
銭湯は、500円程度の安い料金でお風呂に入れるので、財布には優しいですが、タオルやシャンプーは持参しなければなりません。
また、地元の常連の方が多かったりする可能性も高く、窮屈な思いをするかもしれません。
③道の駅
シャワーや温泉施設のある道の駅をうまく利用できたら、移動の途中でお風呂に入れるので便利ですね。
スーパー銭湯のようにゆっくり遊ぶことはできませんが、アメニティも揃っている上に、料金も700円前後くらいですから利用しやすいと思います。
④サービスエリア
サービスエリアに併設されているコイン式のシャワーは、10分単位で100円くらいと料金が決められているので、非常にリーズナブルです。
シャンプーやタオルなどのアメニティはもちろんありませんが、値段と手軽さの面ではピカイチですね。
⑤湯YOUパーク
湯YOUパークを利用できるのは、一般社団法人日本RV協会(JRVA)くるま旅クラブに加入している会員のみです。
湯YOUパークシステムは、各地の温泉宿の湯を利用しながら車中泊できるシステムになっていますから、温泉を楽しみながらその駐車場で車中泊ができます。
現在湯YOUパークシステムに加盟している旅館やホテルは、全国に100軒以上となっています。
くるま旅クラブの目的は、道の駅やSAで車中泊する一部の方のマナーが悪いことで、車中泊車を排除しようとする動きが出てきたことで、良識あるくるま旅をしている方々が肩身の狭い思いをすることのないようにとの思いがあります。
くるま旅クラブに入会したい方はこちらのくるま旅公式サイトから入会できます。現在一般の車の方は「スタンダード」からの入会となっていて、初期費用、入会金と年会費が必要です。
車中泊旅をメインにする方にとっては便利かもしれませんね。
車中泊でお風呂に入れない時の対処法!持っていれば一先ず安心グッズまとめ
今回は、車中泊でお風呂に入れない時の対処法についてご案内しました。
お風呂に入れない時の対処法は、基本的には清拭です。
清拭には蒸しタオルを使うのが普通ですが、車中泊でしたら使い捨てのデオドラントシートや介護用のからだ拭きシートを利用することをおすすめします。
また、車中泊が長く続く場合には、入浴施設に立ち寄ることも検討しましょう。
スーパー銭湯、健康ランド、銭湯、道の駅、サービスエリアなどで手軽に入浴することができます。
これらの入浴できる施設でも車中泊にはマナーがあります。一部のマナーを守らない方のために、良識ある車中泊者が締め出されないようにしたいものですね。