野良猫に家庭菜園を荒らされて困っている方や、ペットの猫に部屋中を傷だらけにされて困っている方は、なんとかお金かけないで猫よけする方法はないかと頭を悩ませていると思います。
今回の記事では、お金かけないで猫よけができるとっておきの方法を2つご紹介します。
また、いくら家庭菜園を守るためであっても、野良猫にしてはいけないことについても確認しておきましょう。
猫よけにお金をかけないでできる2つの方法
猫よけに非常に有効な方法が2つあります。
どちらも、お金と手間が他の方法に比べるとかからないで、しかも安心で安全、ぜひお試しください。
1.ハーブを植える
外部から侵入してきて、家庭菜園を荒らす野良猫に対して使える猫よけ方法は、ハーブを植えることです。
一般的に、猫はとても鼻が良いので、ハーブは全般的に有効なのですが、ガーデニングが趣味でない人にも育てやすく、なおかつ猫よけに効果的なハーブは
- ローズマリー
- ゼラニウム
ハーブは一度植えると、ずっと猫よけができますので、手間も維持費もかからないところが良いですね。
ハーブは一定の間隔を開けて植えると効果も出やすいです。
よく来ていた野良猫を見かけなくなったとしても、ハーブの猫よけはずっと続けましょう。
また、別の野良猫が来ることもありますし、縄張りにされてしまったら、追払うことが大変になります。
ただし、ハーブによる猫よけの難点は、年をとった猫の中には嗅覚が衰えている猫もいるため、すべての猫に有効なわけではないところです。
その点だけ、ご注意くださいね。
2.アルミホイル
基本的にアルミホイルを用いた猫よけ対策は、
外の野良猫に対してというよりは、ペットとして飼っている自宅の猫に対しておこなう猫よけ方法なのですが、今回は野良猫の猫よけとして庭で使用する方法についても両方ご紹介しています。
●野良猫対策
野良猫対策としてアルミホイルを庭で使用する場合は、地面に敷き詰めるようなイメージで使いましょう。
野良猫がトイレをよくする芝生の上やプランターの上だったり、野良猫が通り道にしている場所にアルミホイルを敷いてしまうと良いですね。
- トイレの場所
- 通り道
アルミホイルは表面がツルツルですし、テラテラとした輝きがあるので、猫は警戒してしまいます。
猫は、木の素材やざらざらとした土の上など、自然界に存在するものの感触を好みますから、猫にとって得体のしれない素材であるアルミホイルで覆うことにより、猫は近づけなくなります。
つまり、アルミホイルを地面に敷くことにより、猫はそのエリアには近づけなくなるのですね。
アルミホイルは踏むと、変な音がしますし、ツルツルの感触も、猫にとってはなかなか気持ち悪いものに写ります。
効率よく、猫が入れないエリアを作ることができます。
アルミホイルを地面に貼り付けるときは、養生テープや石などを使って、アルミホイルが風で飛ばされないように固定しておきます。
また、外で使用するアルミホイルは、定期的に取り替える必要があります。
ヨレヨレになってくるとアルミホイルの輝きがなくなってきますし、独特の感触も薄れていきますので、猫よけの効果が薄くなります。
他には、砂利の上にアルミホイルを並べるとさらに猫よけの効果がアップします。
砂利の上はデコボコして歩きにくいですし、アルミホイルの奇妙な音も強くなるので、猫にとっては、さらに怖い感じがするようです。
●家猫対策
アルミホイルを用いた猫よけ対策は、ペットとして飼っている自宅猫に対しておこなう効果的な猫よけ方法となります。
猫はとにかく家中で爪を研ぎますから、壁や柱はもちろん、障子やふすまは、猫にやられたらひとたまりもありません。
猫を飼う上で、ある程度覚悟はしているかもしれませんが、それでも、猫にどうしても傷つけて欲しくない部分にアルミホイルを使いましょう。
1ー1.壁や柱にアルミホイルを貼り付ける
見た目は悪いですが、家猫が好んで爪とぎをする壁や柱にアルミホイルを貼り付けましょう。壁や柱がボロボロになるよりはましです。
アルミホイルは表面がツルツルですし、テラテラとした輝きがあるので、猫は警戒してしまうんですね。
猫は、木の素材やざらざらとした壁紙を、爪とぎをする場所として好みますから、それらと真逆の素材であるアルミホイルで覆うことにより、猫は近づけなくなります。
アルミホイルを貼り付けるときは、養生テープなどを使うと扱いやすいです。
1-2.アルミホイルを床に敷く
猫は爪を研ぐ場所として、木の床も狙っています。
しかし、アルミホイルを床に敷くことにより、猫はそのエリアには近づけなくなります。
アルミホイルは踏むと、変な音がしますし、ツルツルの感触も、猫にとってはなかなか気持ち悪いはず。
これで効率よく、猫が入れない部屋を作ることができますね。
猫に毒餌を撒くのは犯罪!
猫が庭などにやってきて、家庭菜園を荒らされて、困っているというお宅もあると思いますが、毒餌を撒いて猫を退治しようとすることは犯罪です!
猫はたとえ、飼い主がいない野良猫だとしても、猫は愛護動物にあたります。
猫に危害を加えることは、器物損壊罪の処罰の対象となりますのでくれぐれもやめてください。
それに、放し飼いにされている飼い猫がたまたまやってきて、毒餌を口にしたりしたら、それこそ大変なことです。
上記で紹介したような方法で、猫を追払うという方向で対処するようにしてください。
ただ、それでもどうしても猫の被害に悩んでいるようでしたら、最寄りの警察署や、市の動物愛護指導センターに相談すると良いでしょう。
猫よけはお金をかけないでできる?野良猫から家庭菜園を守るまとめ
今回はお金をかけないでできる猫よけの方法について、野良猫から家庭菜園を守るというテーマでご紹介しました。
外部から侵入してくる野良猫に対して、ハーブ(特にローズマリーとゼラニウム)やアルミホイルが有効であることがわかりました。
家の中のペット猫の爪とぎ被害にもアルミホイルが有効です^^
問題は、アルミホイルが平気な猫もたまにいるということです。
そのような猫には、市販の忌避剤を撒いたり、超音波で追い払うグッズを使ってみましょう。
また、いくら家庭菜園を荒らされて困っているからといって、野良猫を毒餌で退治しようとする行為は犯罪です。
安全な方法で猫よけすることを考えてくださいね。