若い世代は車離れと言われていますが依然として自動車の愛好家は多いです。
ところで、車を所有するためには多くの規制があります。
車両登録の手続き方法や手続き場所などは普通に生活していると縁遠い世界ですよね。
車関連の登録や変更には車庫証明が必要です。
その車庫証明には期限があり、車庫証明の期限が過ぎた場合はどうするのか、また罰金などに関する知識は必要となってきます。
ここでは、車庫証明の期限が過ぎた場合の対応や罰金に関すること、その後の手続き方法や、手続き場所などに関して調べてみました。
車庫証明の期限
![車庫](https://mfasting.net/wp-content/uploads/2022/02/23248298_s.jpg)
車庫証明は車を変えた時や引っ越しで車の保管場所が変更になった場合、
車の保管場所を確保してあることを証明する書類
です。
車庫証明の取得などに関することは車の保管場所を管轄する警察の窓口でおこないます。
意外と知られていませんが、車庫証明には有効期限があります。ですから車庫証明を申請する時は注意しなければなりません。
車庫証明の期限に関して疑問がある人も多いと思います。そのため車庫証明の期限に関して調べてみました。
車庫証明の有効期限は
車庫証明が警察から発行された日付より「概ね1ヶ月」
が有効期限になっています。
実質的には発行日から土曜日、日曜日、祝祭日を含んだ日数となっていますので約40日間となっているようです。
有効期限までに陸運支局で車の登録を完了させないと、再び車庫証明をとることになります。
車庫証明は有効期間を過ぎたら使用できなくなりますが、また、申請すれば取得できるのでご安心ください。
車庫証明の期限過ぎたら罰金はある?
![車](https://mfasting.net/wp-content/uploads/2022/02/22688611_s.jpg)
車庫証明の用途は主に
車検証変更を行うときに使用
されます。
ですが軽自動車の場合には必要な場合と不要な場合がありますので注意が必要ですね。
そのように大事な車庫証明の期限が過ぎてしまった時の罰金について調べてみました。
車庫証明は有効期限がありますが、
有効期限が過ぎても罰金はありません
ですが車庫証明の有効期限が過ぎた場合、その証明書は使用できなくなりますから、再取得する必要があります。
再取得の場合でも費用はかかります。
車庫証明の期限が過ぎてしまったとき問題になるのは、車検証の変更手続きを行う場合です。
車検証の変更手続きは、住所などを変更してから15日以内に行う必要があります。この時に車庫証明が必要ですね。
この、車検証の変更手続きには法的規制がありますので期限内に手続きが完了しない場合は、(法律的には)50万以下の罰金が科せられてしまいます。
引っ越ししたけど軽自動車の保管場所を変更していない時はどうなる?
車庫証明の手続き場所や手続き方法
![車庫証明](https://mfasting.net/wp-content/uploads/2022/02/5183211_s.jpg)
車庫証明はどこで入手するのでしょうか。
ここでは、実際に車庫証明を申請、取得する手順を説明します。
車庫証明の手続き場所
まず、車の保管場所を管轄する警察署に行って車庫証明の申請手続きをおこないます。
この時、下にあるような申請書類に記入して提出します。
車庫証明の手続き方法
車庫証明の申請書類の入手方法はインターネットからダウンロードするか警察署の窓口で入手できます。
記入する書類はどこで入手しても無料です。
車庫証明申請時に必要な書類は下記のとおり。
1・ 自動車保管場所証明申請書もしくは自動車保管場所届け出書
これは、車庫証明を取得するための申請書類です。
2・ 保管場所標章交付申請書
「車の保管場所は申請済です」ということを明示するためのステッカーを取得します。
3・ 保管場所使用権原疎明書(保管場所が自宅の場合)
保管場所使用承諾証明書(保管場所を借りている場合)
これは、自動車の保管場所が自宅の場合は自分で記入できますが、保管場所を
借りている土地の場合には、貸主に記入してもらう必要があります。
4. 保管場所の配置図および所在図
この書類は、車の保管場所を地図で表すので手書きによる作成が基本になると思います。
車の保管場所や車庫の位置関係、距離等が分かれば良いので、気軽に作成できると思います。
以上の申請書類の記入が完了したら警察の窓口に申請します。
車庫証明を申請しても即日交付はされません。
申請日から3日から7日位かかります。
申請時、引き換え券が渡されますので交換可能日になったら警察の窓口で受け取ります。
車庫証明が必要な場合とは?
![車
引っ越したら車庫証明も変更しましょう](https://mfasting.net/wp-content/uploads/2022/02/5092679_s.jpg)
少し細かいことを言いますと、車庫証明が必要な場合は車検証変更の場合だと思います。
この時、普通自動車は車庫証明が必要ですが、軽自動車に関しては車庫証明が不要な場合と必要な場合があります。
軽自動車の場合は、お住まいの場所が下記のような条件を満たしている場合は必要になります。
1・軽自動車を所有している人の住所が各都道府県の県庁所在地の場合
2・軽自動車を所有している人の住所が人口10万人以上の市町村の場合
3・軽自動車を所有している人の住所が都心部から30km圏内の市町村の場合
この条件は意外と曖昧な条件になっているようです。ですからこのような条件であっても車庫証明が不要な場合もあります。
なので、警察窓口や警察のホームページで確認することも大事ですね。
引越したら軽自動車の保管場所も変更しておかないとどうなる?
車庫証明の費用
車を購入した時は販売業者が車庫証明から車検証の更新まで代行してくれますが、それなりの費用が必要です。
また、依頼する場所によって変わるようですが相場は10,000円~20,000円位になるようです。
自分で行った場合、少し手間はかかりますが2,500円位で取得できてしまいます。
車庫証明の申請は簡単な手続きですので、自分で申請すると費用の節約になりますね。
車庫証明の期限過ぎた!罰金はあるのか手続き場所や手続き方法まとめ
![車](https://mfasting.net/wp-content/uploads/2022/02/23237330_s.jpg)
車庫証明について長々と説明しましたが、車の手続きに関して多くの人は馴染みがなく難しそうに思っているのではないでしょうか。
実は誰でもできるようになっているのです。
そのため、申請窓口やホームページには書類の記入例があります。また、わからないことは窓口で親切に教えてくれますので
安心です。
しかし、このような変更手続きは平日にしかできないので対応が難しい人もいますよね。
そのような場合は取得代行を依頼することができます。しかし、それなりの費用が必要になります。
車に関する手続きを依頼するか、自分で行うのかの判断は難しいところですよね。
一度くらいは、経験してみるのも良いのではないでしょうか。