今、注目の素材であるゴアテックスの靴ですが、夏はやはり暑い靴なのか心配ですよね。
また、ゴアテックスのスニーカーや皮靴は、どのように手入れしたらいいのか気になっている方も多いと思います。
今回の記事では、ゴアテックスの靴が、夏は暑いのかということと、スニーカーや皮靴の手入れの仕方についてご紹介したいと思います。
ゴアテックスとは
ゴアテックスは、アメリカの会社の名前ですが、独自の防水透湿素材を開発しているところから、その防水透湿素材の名称として、一般的には使用されています。
ゴアテックスは、アウターやブーツなどの素材として使用されており、雨や風の侵入を防いでくれます。
しかし、ゴアテックスの場合、ただ雨風を防ぐだけではなく、服の内側を湿らせないところが特徴的です。
普通のウインドブレーカーは、密閉されているため、内部の汗が外に出ていかないのですが、ゴアテックスの場合は、内側が湿ってしまうという不快感が解消されています。
つまり、雨風の侵入を防ぎながら、内側の湿気を外に出せる素材なので、非常に快適なのです。
耐久性にも優れていますので、専用の洗剤が必要にはなりますが、お手入れをしっかりすれば長持ちもします。
ゴアテックスは夏暑い靴ですか?
結論から言いますと、ゴアテックスの靴は夏使用のものも出ていますので、夏でも履ける素材となっています。
防水がしっかりされていて、中の湿気を外に逃すという機能がゴアテックス素材の強みですから、夏でも快適に履けるための工夫はされています。
しかし、夏場はサンダルやペラペラのシースルーの靴を愛用してきた人にとっては、やはり暑いと感じることと思います。
ですから、そういう方には、靴下の素材にもこだわることをおすすめします。
抗菌消臭作用があるメッシュ素材の靴下を履くことで、より靴の中の蒸れが解消されることでしょう。
実際、ゴアテックスの靴を夏場も履いていたという方の口コミによると、「夏場でも快適だった」「レザースニーカーよりマシ」というものが多いです。
ゴアテックススニーカーの手入れ方法
ゴアテックスのスニーカーのお手入れ方法をご紹介します。
少量の洗剤で洗う
まず中敷きがある場合、中敷きを取り出し、洗剤とブラシで洗います。
靴底に付着した泥などを、歯ブラシやマイナスドライバーで取り除きましょう。
靴ひもは外しておきましょう。
靴の中が汚れている場合は、柔らかい布やスポンジで汚れを落とします。
靴正面のアッパー部分は、布やブラシ、スポンジなどで汚れを落とします。
この時、汚れがひどい場合は、少量の液体洗剤を含むぬるま湯で洗ってもいいですが、そのあとはよくすすぎましょう。
※漂白剤や洗濯機は使用しないようにしましょう。
ゴアテックススニーカーは陰干し
洗い終わったら、直射日光を避けて、風通しの良い場所で2、3日陰干しをします。
タオルを中に入れておけば早く乾きます。
乾燥したら、撥水・防水スプレーを塗布し、再度乾燥させます。撥水スプレーは水だけではなく汚れもつきにくくします。
ゴアテックス皮靴の手入れ方法
続いて、革靴のゴアテックスの手入れ方法をご紹介します
革靴のゴアテックスの場合は、通常の革靴と同様のお手入れをしましょう。
ゴアテックスの靴は、普通の革靴の中にゴアテックスが貼ってある状態なので、靴の外側やアッパー部分はごく一般的な革靴と同じです。
皮靴の手入れ
では、念の為、普通の革靴のお手入れ方法もご案内しましょう。
やわらかい馬毛のブラシなどでほこりをはらった後に、ステインリムーバーで汚れをとりのぞきます。
それから、シュークリームを適量塗りこみ、グローブクロスで拭き上げをします。
ゴアテックス素材は夏暑い靴ですか?スニーカーや皮靴の手入れ方法まとめ
今回は、ゴアテックス素材は、夏には暑い靴なのかということと、スニーカーや皮靴の手入れ方法についてまとめました。
ゴアテックスの靴は、基本的に夏場も快適に履けるように設計されています。
お手入れに関しては、高機能の靴であるため、普通の靴よりは少し手をかけましょう。
スニーカーの場合は、中敷、内部、外側、靴底の汚れを、その都度しっかりと落とし、洗浄後は、しっかりと乾かしましょう。
数日かけて、陰干しした後は、撥水・防水スプレーを塗布して、またその後で乾燥させてください。
革靴の場合は、普通の革靴同様、ブラシやクリームでのケアが必要となってきます。