女の子が生まれたら、雛人形を購入する家庭は多いと思いますが、お子さんの何歳から何歳までの期間飾るものなのかとか、いつから飾るのか、いつ買えばいいのかなど、詳しいことはあまり知られていないですよね。
この記事では、雛人形をいつ買えばいいのか、いつから飾るのが良いのか、何歳から何歳まで飾るのか、とにかく雛人形に関する疑問をまるっと解決しちゃいます。
雛人形は何歳から?
雛人形は、何歳から飾るのが良いのか。
答えは、生まれたらすぐです。
つまり、
お子さんが初めて迎える桃の節句の日には、雛人形が用意されていた方が良い
ということです。
しかし、お子さんが生まれた時期によっては、すぐに桃の節句が来てしまうこともあると思います。
お母さんの身体の調子が戻らず、慣れない育児にクタクタになっている時に、雛人形の準備までするのは大変ですよね。
そのような状況で無理をする必要はありません。
一般的には、生まれてから21日以内に桃の節句が訪れる場合や、お宮参り(生後一ヶ月)して神様に生まれたことを伝えるまでである場合は、翌年から行えば良いと言われています。
いずれにしても、あくまで一般的な目安ですので、ご家庭が慌ただしいうちは無理をせず、次の年からお祝いをしてあげるようにしましょう。
雛人形いつ買えばいい?
やはり、雛人形は、お子さんが生まれてから初めて迎える桃の節句に間に合うように買えることが理想です。
しかし、桃の節句の直前に生まれたお子さんの雛人形を用意するのは難しいでしょうから、その場合は、節句のお祝いは翌年から始めるということで問題ありません。
雛人形は、翌年に間に合うように購入すれば良いでしょう。
雛人形がお店に並ぶ時期は
早いお店ならば11月頃から
です。
一度きりの高い買い物ですから、いろんな雛人形を見てみたい方は、年明け前から探し始めると良いですね。
遅いお店でも、年明けには、雛人形の販売は開始しているはずです。
販売開始直後は、やはり品ぞろえが一番豊富なので、お店ごとの販売開始時期をチェックしておくと安心です。
雛人形いつから飾る?
雛人形を飾る時期は、節分の翌日くらいからが良いと言われています。
つまり、日付にすると2月4日、立春の頃ですね。
桃の節句は春の節句ですから、春の訪れを告げる立春がもっとも良いタイミングと言えます。
ま、実際には、その頃は一番寒くて、かなり冬っぽい時期ではあるのですが…。
しかし、遅くとも2月中旬くらいまでには、雛人形は飾りたいところですね。
ひな祭りを強く意識するのは、3月に入ってからだと思いますが、桃の節句は3月3日ですから、3月になってしまっては、遅すぎます。(笑)
ですから、ひな祭りの用意は、 節分が終わったらすぐ…という流れで覚えておくようにしましょうね。
雛人形何歳まで飾る?
雛人形は、お子さんが何歳になるまで飾ればいいのかということは、かなり悩みどころだと思います。
親にとっては、お子さんはいつまでもかわいい子供ですからね。
雛人形を飾る期間については、特に決まりはありません。
雛人形は子供の成長を見守る守り神のような存在ですから、親が飾りたいと思う限り、何歳になっても飾り続けてかまいません。
そこで、雛人形を長年にわたってきれいなままに保つためには、防虫剤の活用が必須です。
雛人形をしまうときは、カビや湿気から人形を守りましょう。
1年間有効な人形用の防虫剤を入れておくといいですね。
昔は、結婚した女性は、嫁ぎ先に自身の雛人形を持参して、自分で飾るという風習もありました。
ですから、結婚した後は、雛人形を自分で飾るというパターンも有りなんですね。
もちろん、雛人形は実家に残しておき、実家の親御さんが結婚した娘さんのために雛人形を毎年飾るというのもまったく問題はありません。
いつまで雛人形を飾るのかということについては、ご家庭ごとに決めるものです。
中学校卒業や成人式、結婚、など区切りと考えるタイミングは、それぞれですね。
雛人形何歳からでいつから飾る?いつ買えばいい?何歳まで飾るまとめ
今回の記事では、雛人形は何歳からでいつから飾るのか、いつ買えばいいのか、何歳まで飾るのかということについてまとめました。
雛人形は基本的に、お子さんが生まれたらすぐに用意して飾るものとされています。
しかし、雛人形は決して最重要事項ではありませんので、お母さんやお子さんの身体に無理のないよう、準備を進めてくださいね。
雛人形を子供と一緒に飾って楽しんだ後は、人形用防虫剤を入れて来年までキレイを保ちましょう。
防虫剤の種類やお手入れ方法はこちら。