主婦や学生、みんながパートを辞めたいと思う理由はどんなものが多いのかというランキングや、伝えるタイミングを知りたい人は多いのではないでしょうか。
今回の記事では、パートを辞める理由本音はどうなの?
実際に伝える辞める理由で多い理由ランキングは何?についてみてみたいと思います。
パートを辞めたいと思っているけどどんな理由で言えばいいか迷っている方のご参考になれば幸いです。
パートを辞める理由ランキング上位10
パートを辞めたい本当の理由は、人間関係や仕事内容などいろいろとネガティブな事情があるかと思いますが、今回は、使いやすくて、カドが立たない理由を10個ご紹介します。
①体調不良
実際、体調不良でパートを辞める人はたくさんいます。
体調に関する問題は、他人がどうこう言うことができない理由なので、認めてもらいやすいですね。
「治療に専念したい」「療養期間が必要」などという伝え方をすればいいでしょう。
②親の介護
主婦世代のパートの方ならば、親はそれなりに高齢かと思われます。
実際、親の介護が必要となってくる方も多いので、退職理由としては、使いやすいですね。
家庭の問題を理由にすると、引き止められることもないかと思いますので、すんなりと辞めれそうですね。
③引っ越し
ご主人の転勤や、持ち家を買ったなど、引っ越しが理由でパート先から遠くなってしまったから辞めたいという理由は、誰もが納得できるものです。
しかし、完全な嘘でこの理由を使ってしまった場合、近所でばったり出くわすなどして、気まずい思いをするかもしれません。
また、離職票の送付先などが必要なこともあるかもしれませんので、注意してください。
④正社員の仕事を見つけた
パートは雇用面で不安定であるため、パートをしながらも正社員登用を目指している方は少なくありません。
正社員としての仕事が見つかったと報告してしまえば、引き止められる心配はないでしょう。
⑤入院・通院
ご自身やご家族が病気で、定期的に通院したり、入院することになった場合は、パートを退職せざるをえません。
シフトを組みにくくなるということを、パートの退職理由として使うと良いですね。
⑥家族との時間を増やしたい
パートをしている主婦の方は、お子さんがいらっしゃることも多いと思います。
家計のためにパートをしているものの、もっとお子さんと接する時間をとるようにしたいと思うこともありますよね。
上記にあげたものよりは理由としては弱くなりますが、たとえ嘘だとしても絶対バレませんので、使いやすい理由です。
⑦収入アップを目指したい
今の仕事の昇給制度や評価制度が不十分であり、自分の頑張りが反映されないとなると、なんだかやる気がなくなってしまいますね。
今よりも収入がアップする仕事に転職したいというのは、パートの退職理由のひとつです。
⑧仕事内容が合わない、難しい
応募時に想定していたイメージよりも仕事の難易度が高いと、日々プレッシャーを感じてしまいますよね。
自分のキャパを超えた仕事を続けていくことは大きなストレスとなります。
チャレンジしたみたけれど自分には合わないので、退職したいという理由は有りです。
⑨資格勉強、キャリアプランの形成
自分の将来のために、キャリアアップを目的に新しい職場に転職したい、資格取得ための勉強をしたいという理由は、前向きな理由ですね。
パートの時間が長いと、なかなか勉強のための時間が捻出できないので、パートを退職して勉強に専念したいという旨を伝えましょう。
⑩契約条件と異なる
募集内容と仕事の内容が異なっていれば、そもそもなぜその仕事をしているのか意味がわかりません。
やはり、自分の得意なことや好きなことを仕事にしたいですよね。
範囲外の仕事をやらされたり、残業が多いなど契約条件と異なっている場合には、十分にパートの退職理由となります。
パートをやめる本音の理由
パートを辞める理由を表向きではなく本音はどう?をランキング形式で、上位から10個、ご紹介しましょう。
パートを辞めたい理由の本当のところランキングです。
①職場の人間関係や雰囲気が悪い 37.5%
職場の人間関係や雰囲気が悪いことは、何よりもストレスですよね。
たとえ、好きな職種であっても長く続けることは難しいと思います。
②やりがいや楽しさがない 22.2%
パートの社員は、単純作業に就くことが多いと思いますが、しばらく続けていると、時間を切り売りしてるような感覚に陥ることもあるでしょう。
やりがいや楽しさがない仕事に、日々の大半の時間を取られることは苦痛ですよね。
③上司や先輩が理不尽な指摘や指導をする 18.3%
決定的なパワハラでなくても、上司や先輩の指摘や指導が理不尽であれば、パートを続けていくことはしんどいですね。
日々のストレスが積み重なると、パートに行くのも気が重くなります。
④シフトに融通が利かない 17.4%
パートで働いている人は、主婦や学生の方が多いでしょう。
家庭や学校など、第一に優先させなければならないものがあるにも関わらず、希望どおりの自由なシフトで働けないとなるとパートという形態を選んだ意味がありませんよね。
⑤仕事内容と給料が割に合わない 16.7%
仕事内容が給料に見合わないほどハードだったりすると、割に合わないと感じてしまいますね。
パート歴が長くなり、責任のある業務を任されるようになったにも関わらず、時給が同じままであれば、当然不満も出てきます。
⑥想定よりも仕事の難易度が高い 14.8%
応募時に想定していたイメージよりも仕事の難易度が高いと、日々プレッシャーを感じてしまいますよね。
自分のキャパを超えた仕事を続けていくことは大きなストレスとなります。
⑦家庭の事情や個人の都合 13.6%
家庭の事情や個人の都合が変わった場合、仕事が続けられなくなることもあります。
気に入っている職場や職種であれば残念ですが、退職理由としては伝えやすいですね。
⑧昇給制度や評価制度が不十分 10.4%
昇給制度や評価制度が不十分であり、自分の頑張りが反映されないとなると、なんだかやる気がなくなってしまいますね。
⑨研修内容や教育環境が不十分 8.2%
キャリアアップを考えているのに、研修内容や教育環境が不十分であれば、そこに長くとどまることに不安を感じてしまいます。
⑩募集内容と仕事の内容が異なっていた 8.0%
募集内容と仕事の内容が異なっていれば、そもそもなぜその仕事をしているのか意味がわかりません。
やはり、自分の得意なことや好きなことを仕事にしたいですよね。
パートを辞めるのを伝えるタイミングは?
雇用契約に期間が定められていない場合であれば、2週間前に申請すれば、法律的には退職できるということになります。
雇用期間が決まっている場合は、1~2ヵ月前に申請しなければいけません。
多くの場合、『退職は2ヵ月前に申請すること』と雇用契約書に書かれています。
パートを辞めることを切り出しにくいからと言って、電話で伝えたり、家族に言ってもらったりすることはマナー違反であり、自分の口で対面で伝えるべきです。
また、法律的には、2週間前に申請(雇用契約に期間が定められていない場合)となっていますが、雇用主の立場になると、即戦力になる新しい人材を確保することは困難です。
円満退職を心がけたいならば、できるだけ早く退職の意思をパート先の会社に伝えるようにしましょう。
そして、退職が決まったら、しっかりと後任に業務の引継ぎをおこない、トラブルが起きないよう配慮してください。
パートを辞める理由は何?ランキング上位10と伝えるタイミングまとめ
パートを辞める理由は何が多いのか、ランキング上位10個と伝えるタイミングについてまとめました。
パートは正社員よりも、辞めるのは簡単だと言われていますが、いざ辞めるとなると、いろいろと悩むものです。
特に職場の人間関係や上司とのトラブルなどネガティブな理由の場合は言いにくいものです。
パートの辞め方について悩んでいる方に、今回の記事が参考になれば、幸いです。