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サラダ油とキャノーラ油が体に悪い理由!その原料と危険なわけ

サラダ油とキャノーラ油は安全か。

サラダ油と一口に言っても、いっぱい種類があります。

サラダ油の中でもキャノーラ油がいいかなと思って買っていましたが、サラダ油はもちろんのこと、キャノーラ油も体に悪いということがわかってきました。

それで今ではキャノーラ油もやめました。

サラダ油やキャノーラ油は体に悪いといいますが、使われている原料など、本当によくないのでしょうか。

この記事ではこれらを検証して、サラダ油とキャノーラ油の原料と危険なわけ。それに体にいい油は何かを突き詰めていきます。

 

サラダ油とキャノーラ油の原料は?

サラダ油の原料

サラダ油は日本で誕生した油です。

一番初めに日清オイリオがサラダ油を作りました。

この「サラダ」の意味は、サラダにかけて食べる油ということで、この名前が付けられたということです。

サラダ油の原料は、
菜種(なたね)、大豆、とうもろこし、ひまわり、ごま、紅花米、綿実

のうちのいずれかになります。

これらのうちのひとつでも入っているとサラダ油ということになります。

そして、キャノーラ油は、サラダ油の一種ということが出来ます。

それは、サラダ油の一種に、菜種(なたね)油があり、菜種油の中にキャノーラ油があるくくりになっているからです。

では、キャノーラ油の方がサラダ油より健康にいいといわれている理由はなんなのでしょうか?

キャノーラ油の原料

キャノーラ油の名前「キャノーラ」の由来は、
菜種油に使われるアブラナを改良した原料からきています。

なので、キャノーラ油も菜種油の一種ということが出来ます。

キャノーラ油の原料は、日本国内ではなく、カナダやオーストラリアからの輸入です。

 

菜種油とキャノーラ油の違いは何?

菜種油には、エルカ酸(エルシン酸)、グルコシノレートという成分が含まれています。

菜種油に含まれるエルカ酸(エルシン酸)、グルコシノレートはとりすぎると体に悪い影響(※1)を与えるといわれています。

※1

・エルカ酸(エルシン酸)は、過剰摂取すると心疾患の原因になる可能性がある。(WHOが正式に警告しています)

・グルコシノレートは、動物実験で甲状腺に異常をもたらすことが分かっている。

 

それで、カナダでは、この2つ、エルカ酸(エルシン酸)、グルコシノレートの成分を極力減らしたキャノーラ品種というアブラナを開発しました。

菜種油よりキャノーラ油の方が、体に有害なこの2つの成分が少ないのです。

それに加えて、体にいいといわれるオレイン酸(※2)ビタミンEが菜種油より多く含まれています。

だから、キャノーラ油は体にいいといわれているのです。

※2

・オレイン酸は、酸化しにくく血中の悪玉コレステロールを減らす働きがある。悪玉コレステロールは、動脈硬化や心疾患の原因になる。

・ビタミンEは、抗酸化能力が高い。
油そのものや体内の酸化を予防する働きもある。

油はできれば摂りたくない、という方でも、体に必要なものなので全く摂らないと還って悪影響が出ます。なので少しは摂る必要があるのです。

 

サラダ油・キャノーラ油は添加物なし

サラダ油やキャノーラ油は、
菜種(なたね)、大豆、とうもろこし、ひまわり、ごま、紅花米、綿実などから作られています。

そして、添加物なし、つまり無添加です。

がしかし、安全ではないとはどういうことでしょうか。

 

そもそもの原料である菜種(なたね)、大豆、とうもろこしなどが遺伝子組み換えである可能性が高いということです。

これらの原料は主にカナダやアメリカから輸入されていますが、現地ではこれらの大半が遺伝子組み換えであるからです。

しかし、遺伝子組み換えの表示はありません。

油の中には、遺伝子組み換えのたんぱく質や遺伝子が交っていないからです。

遺伝子組み換え原料はマウスの実験では問題が出ているけれども、人間ではわからないのです。

人には影響がないという方もいますし、影響があるという方もいます。

現段階ではわかっていませんが、遺伝子組み換え原料を食べ続けると、子供や子孫に影響が出ないとも限りません。

遺伝子組み換えを気にしないという方はそれでよし、
遺伝子組み換えは極力避けたい方はキャノーラ油もやめておいた方がよさそうですね。

 

サラダ油やキャノーラ油に代わる油

サラダ油は良くない、菜種油もよくない、キャノーラ油も??

だったら、ほかによい油はあるのでしょうか。

現在では、ココナッツオイル、マカダミアナッツオイル、エクストラバージンオリーブオイル(※3)が良いようです。

※3

ココナッツオイル、マカダミアナッツオイル、エクストラバージンオリーブオイルは、オメガ6の含有量が少ない。
(オメガ6の摂りすぎは、体に炎症を起こす可能性がある。)

最高品質のエキストラバージンオリーブオイルに含まれる
オレイン酸(オメガ9)、ポリフェノール類は人体の老化を促進する酸化を防ぐ。
つまり、老化を抑制する働きがあります。

オリーブオイルの種類もたくさんあります。どれを選べばいいのか迷いますよね。

輸入品がいいとか、値段が高ければいいというわけでもないようです。

偽物のオリーブオイルもあるとかないとか。

オリーブオイルも酸化するので、できるだけ缶入りや遮光瓶に入ったものが信用できるようです。
生産者の名前がはっきり記載されているかも要チェックです。

 

一番確実なのは、
オリーブオイルソムリエがいる専門店で買うか、インターネットで日本のオリーブオイルコンテストで受賞したものを買うのがいい』そうですよ。
(日本オリーブオイルソムリエ協会理事長:多田俊哉氏から)

 

サラダ油とキャノーラ油が体に悪い理由!その原料と危険なわけまとめ

サラダ油やキャノーラ油の原料はカナダやアメリカからの輸入です。

それらは遺伝子組み換え原料を使っている可能性が高いです。
遺伝子組み換え原料は、動物実験では問題があるけれど、人には害がないとされています。

しかし、遺伝子組み換え原料を食べ続けていると子供や子孫に何らかの影響が出るかもしれません。

気にする方はできるだけ取らないように、気にしない方はそのままでもOK。

現段階では、サラダ油やキャノーラ油に変わるものとして、エクストラバージンオリーブオイルがおすすめです。

一番確実なのは、オリーブオイルソムリエがいる専門店で買うか、インターネットで日本のオリーブオイルコンテストで受賞したものを買うのがいいそうですよ。
(日本オリーブオイルソムリエ協会理事長:多田俊哉氏から)

お値段もそう高くないものもあります。
ネット通販で送料無料のものもありますから、試してみてください。

オイルを変えるだけで、体調がよくなったりします。
そういう意味でオイルを変えるのはコスパ最強です^^

 

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