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開高健の記念館や記念文庫の場所地図など!記念碑も魚沼市に建立された

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開高健の記念碑や記念館や記念文庫の場所や地図などで解説。

開高健を没後に偲ぶ記念碑や記念館や記念文庫があります。

記念文庫では、多くの人に愛された文筆家開高健の本などを見ることができます。

 

開高健の記念館

開高健記念館は、 神奈川県茅ヶ崎市にあります。

開高健記念館

神奈川県茅ケ崎市東海岸南6-6-64
Tel & Fax:0467-87-0567

<開館日>
毎週金・土・日と祝祭日。
年末年始休館(12月29日~1月3日)

<開館時間>
4月~10月:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
11月~3月:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

 

建物は一般住宅のような外観ですが、白い壁でできた戸建てになっています。

 

開高健さんが亡くなった後、夫人の牧洋子さんが管理していましたが、ご夫人が亡くなった後は、遺産継承者である夫人の妹さんが茅ヶ崎市に寄贈しました。

現在は茅ヶ崎市が管理しています。

開高健記念館の運営は、「開高健記念会」が茅ヶ崎市から受託され行っています。

 

開高健の記念碑

 

開高健は記念碑も建てられています。

開高健の著書「河は眠らない」の文字が石碑に記されています。

新潟県魚沼市は冬は3mもの雪が積もる豪雪地帯です。

開高健はこの地の「村杉小屋」という宿を定宿にしていていました。

1970年の夏には約3か月間「村杉小屋」に宿泊しています。

当時は水道も引かれていない土地だったので、沢の水や石清水から引き込んだ水を飲み水などにしていたのですが、その水をとても気に入っていたようでした。

開高健の著書「河は眠らない」でもこの地の湧き水を絶賛しています。

 

開高健はかつてサントリーで働いていて、当時一社員だったが、会社トップの佐治敬三会長とは、社員とトップという関係を超えたつながりがありました。

開高健さんの誘いで、佐治会長夫婦が「村杉小屋」を訪れ、ともに釣りを楽しんだこともわかっています。

開高健記念碑の除幕式が行われた1991年7月にはサントリー佐治会長も参列しています。

 

この開高健記念碑は、開高健死後、彼のこの地への貢献をしのんで住民らが浄財を募って建てたものです。

 

開高健の記念文庫

 

開高健の記念文庫は東京都杉並区井草にあります。

開高健記念文庫

東京都杉並区井草4-8-14(記念会事務所2F)〒167-0021
Tel:03-6454-7811(記念文庫専用)
Fax:03-6915-0721(記念会事務局共通)

<開館日>
毎週水・木、および毎月第1・第3日曜日のそれぞれ午後1時~4時まで

<閲覧予約>
完全事前申し込み制「開高健記念文庫 閲覧申し込みフォーム」から申し込めます。

※コロナ禍の影響で受入れ人数は1度に5人までになっています。(2021年現在)

 

開高健が生前住んでいた家でした。

 

開高健の記念碑や記念館や記念文庫の場所地図まとめ

 

 

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