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ピーナッツはナッツじゃない?ピーナッツ1日何粒が適量か殻も使える

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そもそもピーナッツはナッツ類に分類されそうですが、「ナッツ類」ではありません。

ピーナッツは、手軽に食べられる豆ですが、その栄養はいかに?栄養分も豊富なのです。

ピーナッツは食べやすいので、ついつい食べすぎることがありますが、本当は1日に何粒が適量なのか。

また、ピーナッツの殻にも知らなかったすごい効果があるのだとか。

ピーナッツが何類になるのか、栄養素が豊富ですが、1日何粒食べるのがいいのか?や殻の効果についてなど、

ピーナッツの事を網羅して調べてみました。

 

ピーナッツは「ナッツ類」ではなく「豆類」

ピーナッツは豆類です。「マメ科ラッカセイ属」に属します。

一方、「ナッツ」は木の実類です。
アーモンドやくるみ、ピスタチオは全部木に生っている「木の実」に該当します。

それに引き換え、ピーナッツは木に生っているのではなく、地面の下に実が生っているのです。ですから「木の実」ではありません。


※ピーナッツのピー(
pea=英語)は豆のことです。

ピーナッツは殻が固く味や形が木の実に似ていることから、ナッツ類として扱われることが多いのです。
また、ピーナッツとナッツは栄養成分も似ています。

 

ピーナッツとアーモンドの栄養成分比較

各100g中に含まれる栄養成分

栄養成分 ピーナッツ(素焼き) アーモンド(炒り)
脂質 49.4g 54.1g
たんぱく質 26.5g 10.3g
ビタミンE 18.3g 29.8g
ビタミンB2 1.04㎎
ビタミンB1 0.23g
カリウム 770㎎ 740㎎
マグネシウム 200㎎ 310㎎
1.7㎎ 3.7㎎
食物繊維 7.2g 11.0g
10 エネルギー 585kcal 608kcal

 

 

ピーナッツは1日に何粒?

ピーナッツの一日に食べる適量は

20~30粒

ピーナッツもナッツと同様に高カロリーです。

食べ過ぎるとすぐカロリーオーバーになりますから、食べ過ぎには注意しましょう。

 

ピーナッツに含まれる主要な栄養成分5つと効果

ピーナッツもナッツと同様に高い栄養価があります。以下、主な栄養成分を見ていきましょう。

1-1 脂質

オレイン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸が含まれています。

・不飽和脂肪酸は、血中コレステロールを低下させる作用があります。
・生活習慣病の予防に役立ちます。

生活習慣病とはー
がん・心臓病・脳卒中・糖尿病など

食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症や進行に関与する疾患群

 

1-2 たんぱく質

・たんぱく質は人体に必要な三大栄養素の一つです。

・骨や筋肉、血液などを作るための重要な成分です。

 

1-3 ビタミンE

・ビタミンEには抗酸化作用があります。細胞の酸化を抑えて、老化予防に役立ちます。

・アンチエイジング効果も期待できます。

・血行を良くする働きがあるので、冷え性の改善にも効果が期待できます。

 

1-4 ビタミンB1

・糖質を代謝して効率的にエネルギーに変える働きがあります。

・疲労回復の効果があります。

 

1-5 ビタミンB3(ナイアシン)

・ナイアシンは主にエネルギーを作ったり、脂質や糖質を分解します。

・皮膚や粘膜の炎症を防ぎます。

・二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを分解します。

 

ピーナッツは薄皮も食べられる

ピーナッツの薄皮にはポリフェノールが多く含まれています。

ポリフェノールの一種である「レスベラトロール」は人体に有効な作用をもたらします。

科学的証明は追い付いていませんが、
・抗がん作用や美肌効果
・アンチエイジングの効果が期待できます。

薄皮もおいしく食べることができます。なので、食べるなら薄皮付きのピーナッツがおすすめです^^

薄皮付きのピーナッツを食べるといい理由があります。

 

ピーナッツ(落花生)の殻の優れた効果2つ

1ー1 ホルムアルデヒドを吸収する

ピーナッツの殻は、シックハウス症候群の原因であるホルムアルデヒドを吸収することがわかっています。(千葉大青柳教授&国立医薬品食品衛生研究所)

建築の壁紙用接着剤や塗料に含まれるホルムアルデヒドによる体調不良を改善してくれる効果があります。

ピーナッツの殻を薄い紙に包んで4時間置くだけでホルムアルデヒドが80%改善されました。

殻をミキサーで細かくしたものはホルムアルデヒドを90%も取り除くことができます。

引用:落花生専門店鈴市商店

 

1-2 消臭効果

また、殻には消臭効果もあるようです。

殻付きのピーナッツを購入したら、食べた後の殻を捨てず布袋に入れて活用したいですね。

 

ピーナッツ(落花生)は7大アレルゲンのひとつ

ピーナッツは7大アレルゲンのひとつに該当します。

7大アレルゲンとは

卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに

加工食品に表示義務があるアレルギー物質です

落花生アレルギーのある方は、食べることを控えましょう。

 

ピーナッツはナッツじゃない?ピーナッツ1日何粒が適量か殻も使えるまとめ

ピーナッツには高い栄養素が含まれています。お酒のおつまみにも最適です。

手ごろなお値段ですし手軽に食べられるので、食べ過ぎには要注意!1日に食べる適量は20~30粒です。

わざわざ薄皮をむいて食べたりするのは本当にもったいないことでした。。

買うならレスベラトロールがたっぷり含まれた薄皮付きのピーナッツを購入して薄皮付きのままで食べましょう。

ピーナッツの殻はホルムアルデヒドを吸収したり、消臭効果もありますから、捨てずに有効活用するといいですね。

食べだしたらやめられない止まらないピーナッツ!!

落花生日本一の産地「やちまた」より産地直送

 

 

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