高齢者のたんぱく質摂取量はどれくらいかご存じでしょうか?
たんぱく質は身体を形成するために必要な栄養素です。たんぱく質は特に筋肉を作るのに欠かせない要素となっています。
貴方が高齢者とすると、たんぱく質の必要量足りてますか?
高齢者になるにつれ、筋肉は衰えていきます。何もしないでいるとどんどん筋肉は減っていきます。
そこで、たんぱく質摂取量が少ないと、筋肉をつけるための必要量が足りないことになり、きちんと食事をしているのに筋肉がなくなっていくことになってしまいます。
高齢者のたんぱく質摂取量はどれくらいか、高齢者の必要量はどれくらいか、調べてみました。
高齢者のたんぱく質摂取量は?
高齢者のたんぱく質摂取量はどれくらいだと思いますか?
高齢者とはここでは60歳以上からとします。いわゆるシニア世代です。
摂取量がどれくらいか見てみましょう。
年齢別たんぱく質摂取量
若い世代とシニア世代の年齢別に、たんぱく質の摂取量を見てみましょう。
【厚生労働省発表の(令和元年)統計による表】
この表から言えることは、年齢に関係なくたんぱく質の摂取量が同じくらい必要であることがわかります。
では、具体的には一日で何gのたんぱく質を取るといいのでしょうか?
高齢者のたんぱく質必要量!
高齢者も若い人と同じ量のたんぱく質摂取量が必要だということがわかりました。
そこで今度は具体的にどれくらい必要か見ていきます。
男女別・高齢者たんぱく質の必要量
高齢者の1日に必要なたんぱく質の必要量は、
女性・・・50g
男性・・・60g
これは、厚生労働省が推奨する一日に摂取を推奨している最低限の必要量です。
1日に摂るたんぱく質の最低推奨量ですから、これ以上を摂取する必要がありますね。
男性は女性より多くのたんぱく質摂取が必要になります。
高齢になれば少食になりがちで、夕食だけたんぱく質を含む食品を食べればよいと思いがちですが、それでは足りません。
朝昼晩の食事に一つずつでもたんぱく質を多く含む食品を取り入れて、たんぱく質不足にならないように気をつける意識が必要となります。
たんぱく質を多く含む食品
それでは、どんな食品にたんぱく質が多く含まれているか見てみましょう。
たんぱく質を多く含む食品を選んで食べることで、食事の量が全体的に少なくなってしまった高齢者でも、無理なくたんぱく質の必要量を摂取することができます。
- 豚肉
- 卵
- 乳製品(牛乳・チーズなど)
- ふかひれ
- 大豆(豆類)
- 魚介類
- カツオ加工品(かつお節・削り節など)
- 牛肉
- 鶏むね肉
高齢者のたんぱく質摂取量は?必要量足りてます?まとめ
高齢者のたんぱく質摂取量はどれくらい?貴方は必要量足りてますか
【高齢者が1日に必要な摂取量】
女性・・・50g
男性・・・60g
【たんぱく質を多く含む食品類】
- 豚肉
- 卵
- 乳製品(牛乳・チーズなど)
- ふかひれ
- 大豆(豆類)
- 魚介類
- カツオ加工品(かつお節・削り節など)
- 牛肉
- 鶏むね肉
高齢になるほどに、肉類や乳製品等を意識して、たんぱく質を多く含む食品を朝昼晩の食事に一つずつ取り入れ、いつまでも健康でいられますようにしていきましょう。