食品添加物が使われている食品はたくさんあります。その中でも特に気を付けたい食品について掲載します。
危ない食品添加物が含まれている食べ物や飲み物10品。その1~3の、その3です。
何が危ないのかというと、食品ではなくその食品に含まれる食品添加物が危ないのです。
一つ一つの食品に含まれる食品添加物は微量でも、それを毎日毎日、毎食食べているとしたらどうなるでしょう?
2・3人前などぺろりといただきますといった大食漢の方は要注意!
こちらの本の要約を基として、自分自身の備忘録としても役に立っています。
この記事では実は危ない具体的な食品についてと、では、どのようなものを選べばいいのか、について記載しています。
実は食べると危ない食品10-3
私たちは知らずに食べてはいけない危ない食品を食べている可能性があります。
具体的にどのような食品が危ないのか、本に沿って記載するシリーズ第3弾です。
※「これを食べてはいけない」本文中の一部分のみ抜粋しています。
1-1.アイスクリーム
アイスクリームといえば、北海道の「白い恋人」(石屋製菓)の賞味期限偽装問題や、雪印乳業の集団食中毒事件などから、アイスクリームの大腸菌汚染問題がありました。
アイスクリームに脱脂粉乳(原材料表示では乳製品と記載される)が使われるのはもはや常識です。
また食品添加物も多くつかわれていて、特に子供向けの黄色や青色、赤色のきれいな色のアイスは、コールタールから作った合成色素が使われています。
ラクトアイスは食品添加物が多いので買わない(原材料名に植物油脂と記載があるもの)。
生乳から作った本物のアイスクリームを買うべし。
1-2.鶏のから揚げ
お弁当に最適な解凍せずそのままお弁当に入れて行ける冷凍とり唐揚げ。
何時間たってもびちょびちょにならずにおいしく食べられるのには訳があることを知っていますか?
それはやっぱり食品添加物のおかげ。
あるメーカーでは、解凍後の品質を保つために酢酸ナトリウムが使われています。酢酸ナトリウムは劇物指定されている物質だそうですよ。
希釈して少量だけ入れているとしても劇物なんです。
酢酸ナトリウムのほかに重合リン酸塩がよくつかわれるそうです。
重合リン酸塩は、増量や保存効果を高めるために使われる食品添加物です。重合リン酸塩を多量に摂取すると老化が始まり、腎臓障害を起こすと国際毒科学会で報告されています。
冷凍唐揚げの原料は、基本的にブロイラーです。
ブロイラーは、餌に抗生物質を混ぜたものを食べています。そこで、私たちがこのような抗生物質が残留した肉を食べ続けていると、病気になったときに抗生物質が効かない体質になって、治療しても効果がない可能性も出てきます。
冷凍食品を買うなら、酢酸ナトリウムや重合リン酸塩が入っていないものを買いましょう。また、家でから揚げを作るときも、鶏肉は「食鳥検査合格」「抗生物質不使用」と書いたものを選ぶようにしましょ。
1-3.ブロイラー
ブロイラーは、米国で開発された鳥の品種です。
最初は軍人用の鶏肉とされていましたが、今では家庭の食卓にも普通に並びます。
ブロイラーの飼育方法は過酷で、ひとつのブロックの中に多くのブロイラーが身動き取れない状態で飼育されています。
飼料の中に抗生物質を混ぜて与えるのは当たり前。
食肉にする一週間前からは抗生物質を与えてはいけないことになっています(飼料安全法)が、これを守らない養鶏業者が多いのです。
スーパーで鶏肉を買うとき、「食鳥検査合格」「抗生物質不使用」のものを選びましょう。
1-4.はちみつ
はちみつもどきが多いことを知っていますか?
100%天然のものは安心です。
中国から安いはちみつを輸入して、それにいろいろ添加物を加えてはちみつのようなものに仕上げているのです。
水飴シロップ、転化糖(ソルビットなど)、キシロース(人口甘味料)やフェニルアラニン(合成香料)などを投入して作ったりしてます。
フェニルアラニンに至っては、ラット実験で呼吸困難と体温低下が著しくなったとの報告があります。
はちみつ加工品は買わない。
100%天然のはちみつを買う。
1-5.豆乳
豆乳は低カロリーでダイエットにもいいなんてことで、一時期若い女性に人気が出たことがありました。
豆乳飲料や調整豆乳などの豆乳以外のものが入ったものは、飲まないほうがいいのです。
なぜなら、本来の大豆成分は微量で、食品添加物が多く入っているからです。
豆乳飲料や調整豆乳などは、油を搾った後の大豆かすの処理に困った大手製油メーカーが思いついた食品です。
大豆カスを原料として、植物油、糖、塩、乳化剤、香料、着色料、酸味料、強化剤などが添加されています。
調整豆乳や豆乳飲料は買わない。
買うなら「豆乳」とだけ書いてあるもので、遺伝子組み換え大豆でないものを選びましょう。
1-6.ウィンナソーセージ
おいしいけどスーパーのウィンナーソーセージは買わないことにしています。なぜなら、食品添加物も多く含まれているし、豚肉か何肉かわからないからです。
肉は、豚肉、鶏肉、羊肉、兎肉、魚肉、馬肉などなんでもありなんだそうです。
特に兎肉は安くて脂身が少なく結着性がいいのでよく使われているようですよ。ちょっと気持ち悪いです。
買うなら国産豚肉100%のものを。
発色剤、リン酸塩、アミノ酸が無添加のものを選ぶといいと書いてあります。
1-7.醤油
私たちが日常的に使っているお醤油です。
醤油は本来、丸大豆と麦と塩を使って1年以上の製造期間を経て作られるものでしたが、今では数週間でできてしまいます。それは食品添加物をふんだんに使用しているからです。
「本醸造」と書かれているものなら安心かというとそうでもありません。質のよくない原料で短期間に製造しないと儲けが出ないからそのように作られています。
買うなら有機栽培された丸大豆(遺伝子組み換えではない)と小麦と塩のみの原料で作られた本醸造の醤油を買ってください。だそうです^^
1-8.インスタント焼きそば
インスタント焼きそばは手軽に早く作れるので時々作っていますけどね。
インスタント焼きそばは、カップ麺と袋入りタイプとレンチンタイプなどがあります。
インスタント焼きそばの難点は、カロリーが高い、香料使用、塩分が多いことです。そして添加物が使われていることです。インスタント焼きそばだけ食べていると栄養失調で危なくなります。
買うなら、食品添加物の少ないものを。自然食品店では売られているようです。
1-9.日本酒
日本酒はビールや焼酎に比べて劣勢の感じがします。
今作られている日本酒は、醸造アルコール、糖類、酸味料などの添加物を当たり前に添加しています。
古来の日本酒は、米と米麴と水だけで醸造して作られていました。今はアルコールを添加したいい加減な日本酒が出回っています。大手メーカーは酵母に薬剤を投入して突然変異を起こして短期間で作っています。
ビールもしかり、添加物を使って似非ビールを作って販売しているのです。
醸造アルコール、糖類、酸味料が添加された日本酒は買わない。
米100%のもので、大手メーカーではなく地酒がいいのだそうですよ。
1-10.漬物
漬物の原料は中国産が多いらしいです。国内でパック詰めして国内産として売っているのでわからないだけです。
漬物は便利に再利用しやすい食品だそうです。添加物も多く含まれています。
漬物を買うなら単品で。純国内産のもの。
道の駅で売られているものも中国産のものがあるのでよく見て買うようにしましょう。
食品添加物が使われている危険な食べ物!添加物が多い食品10種類ー3まとめ
危ない食品添加物が入っている食品たちと、その選び方についてのまとめです。
- アイスクリーム・・ラクトアイスは買わない。生乳100%のものならOK。
- 鶏のから揚げ・・・冷凍唐揚げは極力買わない。「食鳥検査合格」「抗生物質不使用」の鶏肉を買って揚げる。
- ブロイラー・・・・「食鳥検査合格」「抗生物質不使用」のものを選ぶ。
- はちみつ・・・・・100%純粋なはちみつ。
- 豆乳・・・・・・・豆乳とだけ書かれているものを買う。
- ウィンナーソーセージ・・買わない。
- 醤油・・・・・・・本醸造のもので添加物の少ないもの。
- インスタント焼きそば・・自然食品店で売られている添加物の少ないもの。
- 日本酒・・・・・・米100%のもの。地酒。
- 漬物・・・・・・・買うなら単品の漬物。純国内産のもの。
食品添加物の中でも特に危険な食品添加物ワースト10!特に注意したい危ない食品添加物一覧
最強食品添加物 PH調整剤
食品に「化学調味料・合成保存料・合成着色料は使用していません」という表示をするコンビニチェーンが増えてきた。時代が「無添加」の方向に進んでいるのかと思ってしまうが、そうではない。
食品添加物メーカーが心配するほど、PH調整剤を使っているのだ。ほとんどのコンビニ食品は、常温で36時間腐らないように作られているのだが、それはPH調整剤なくして不可能だからだ。
そして何よりも気になるのは、売れ残ったコンビニ弁当を豚の飼料にしたところ、豚に出産異常が続出したということだ(2004年3月19日付け『西日本新聞』)。
「これを食べてはいけない」から抜粋
原材料名欄で添加物を確認するときに見るべき添加物表示は、「/」以下が食品添加物です。「/」がない場合は、調味料(アミノ酸等)と記載された以後のものがそうです。
※添加物で「アミノ酸」とだけ表示があるのは、化学調味料のグルタミン酸ナトリウムを単独で使った場合です。つまり、卓上の味の素を使ったのと同じことだそうですよ。
食品添加物は何のため?
食品添加物は私たち消費者のことを考えたものではなく、食品業界の利益のために使われているということをお忘れなく。
逆に、私たち消費者は、賞味期限がなるべく遠い日付のものを選びたがります。
食品を買うとき、明日までの日付のものより、一週間先の日付のものを選びます。
色が黒くなりかけた豚肉より、きれいな色の肉のほうを選びます。
このような傾向を食品業界ではキャッチしています。そして、消費者が好む方向の商品を作ります。そうしないと売れないからです。
黒くなりかけた豚肉は売れずに残ってしまいますよね。
ですから、色が悪くならないような食品添加物を使って色を保持させ、できるだけ長持ちするような商品を作ります。私たちはそれを喜んで買います。
今では、ほとんど全ての食品に食品添加物が使われています。