出雲駅伝で優勝を果たした東京国際大学駅伝部は、駅伝の強豪校として知られています。
駅伝部を優勝に導いたトレーニング法や監督が気になりますよね。
この記事では、東京国際大学駅伝部の、トレーニング法と監督について、まとめていきたいと思います。
東京国際大学駅伝部とは
こんばんは🎵
大学の桜が元気に綺麗に咲きました🌸✨
桜に負けず、私達も元気に練習致しました❗️ pic.twitter.com/gseEsng0hG— 東京国際大学 チアリーディング部 (@TiuDolphins) March 25, 2020
東京国際大学は、東京都新宿区高田馬場4-23-23に本部がある日本の私立大学です。
1965年に設立され、一般には、TIU、国際、東国、東国大の略称で知られています。
東京国際大学は、今では駅伝部の強豪校として有名ですが、
2011年の創部当初は選手3名とマネージャー1名
でのスタートでした。
箱根駅伝出場を目指し、その翌年には、27人の新入部員を迎え、本格的に強化が始まります。
そして、2016年、東京国際大学駅伝部は、創部5年目にしてようやく、箱根駅伝初出場を果たします。
その後、2020年には総合5位を記録しました。
東京国際大学駅伝部のトレーニング
【第33回出雲全日本大学選抜駅伝競走】
多くの方のサポートのおかげもあり、初出場、初優勝を達成することが出来ました!
この流れで全日本大学駅伝、箱根駅伝でも良い結果が残せるよう精進して参ります。
これからも応援よろしくお願い致します!#東國邁進#最速のチームへ#紺青のド根性#出雲駅伝 pic.twitter.com/VczUqKGmof— 東京国際大学駅伝部 (@TIUekiden) October 10, 2021
東京国際大の躍進の秘密は「頭を使ったウォーミングアップ」だそうです。
体幹トレーニング、ドリル運動、厚底シューズに特化したトレーニングなど、頭を使う合理的なトレーニングがおこなわれているとのことです。
具体的なトレーニングメニューを下記に記します。
走る前のウォーミングアップ
走る前の準備運動として以下のように、主に4つの項目があります。
1.体幹トレーニング13種類
- プランク
- サイドプランク
- 足上げ腹筋(キープ)
- バタ足腹筋(小)
- バタ足腹筋(大)
- 足の左右入替え腹筋
- 足上げ腹筋
- 対角背筋キープ
- うつ伏せ対角背筋
- シンプル背筋
- ヒップソフト
- 腕立て伏せ
- つま先あげ
2.動きながら筋肉の状態をチェックするドリル運動 20種類
ハムストリング伸ばし
スクワットターン
など
3.体幹トレ&ドリル運動で約20分程度
4.つま先寄りの着地[フォアフット]を意識した厚底シューズに特化したトレーニング
片足ジャンプ
アキレス腱ジャンプ
など
東京国際大学の出雲駅伝優勝を果たした監督
謙虚で素晴らしい#大志田監督#東京国際大学駅伝部
大学陸上・駅伝 - 東京国際大駅伝部・大志田秀次監督 躍進のカギは4年生の「俺も俺も」にあり | 4years. #大学スポーツ https://t.co/jI2fQe6bYz
— dsmzm89mg (@dsmzm89mg) January 2, 2020
東京国際大学の出雲駅伝優勝を果たした監督は、大志田秀次さんです。
大志田秀次さんのプロフィールと経歴をご紹介します。
大志田秀次監督プロフィール
- 名前 大志田秀次
- 読み方 おおしだ しゅうじ
- 生年月日 1962年5月27日
- 年齢 59歳(2021年現在)
- 職業 現東京国際大学駅伝部監督
- 出身地 岩手県盛岡市
- 出身高校 岩手県立盛岡工業高等学校
- 出身大学 中央大学
- 獲得メダル 陸上競技アジア競技大会金1986 ソウル1500m
現役時代の箱根駅伝では、4年生の時に8区で区間賞を獲得しています。
卒業後は本田技研工業陸上競技部に入部し、1986年のアジア競技大会では、日本代表として1500mに出場し金メダルを獲得しました。
現役引退後の1991年から2001年までは、本田技研工業陸上競技部でコーチを務め、1994年から1999年までの期間は、母校・中央大学のコーチも兼任していました。
大志田秀次監督の経歴
東京国際大学、駅伝部創設、総監督横溝氏、監督大志田氏(ともに中大OB)。部員ゼロから5年で箱根を目指す計画とのこと。最近スポーツに力を入れ始め、H23.4に人間スポーツ学科新設など、大学スポーツ界の風雲児と言われているとかいないとか。。
— kenji_k (@k11952) January 22, 2011
2011年からは、東京国際大学駅伝部の監督に創部と同時に就任。
2016年には、チームを箱根駅伝初出場に導きました。
わずか創部5年目、第92回箱根駅伝でのことでした。
その後も躍進を続け、2019年には全日本大学駅伝初出場にして初シード獲得(総合4位)。
2020年には第96回箱根駅伝で初シードを獲得(総合5位)しています。
「選手本人がやりたいことをやり遂げさせることを一番大切にしている。」
という大志田秀次さん。
大志田秀次さんは、長い指導者経験の中で、選手の特性を正確に掴むことや、怪我を未然に防ぐということの難しさを感じながらも、駅伝部の一人一人の選手を非常に大切な存在と考えておられます。
現在は、60人近い人数の全ての選手を伸ばし、最適な配置で駅伝レースに臨むため、スポーツに特化したデバイスを開発するLEOMOと提携し、数字で個々の選手の管理をおこなっておられます。
東京国際大学の駅伝部トレーニング法は?監督出雲駅伝で優勝まとめ
#中央大学 学員時報より
陸上競技部長距離ブロック 藤原正和 監督(平15文)と大志田秀次さん(昭60商:東京国際大学駅伝部監督)にお話をうかがいました。箱根駅伝予選会からスタート チームの理想、チームのこれからhttps://t.co/WCEaJN9XY3 pic.twitter.com/ofRgLkF92B
— 中央大学広報室 (@Chuo_PR) February 27, 2017
今回は、駅伝の強豪校、東京国際大学駅伝部のトレーニング法と監督のプロフィールについて、ご紹介しました。
東京国際大学駅伝部の監督、大志田秀次さんは素晴らしい指導者であることがわかりましたね。
今後もさらなる躍進が期待される東京国際大学駅伝部を応援していきましょう!